【SMP・ガオイカロス特別編】天空島アニマリウム大改修で大地、森、草原、湖とクリアパーツに大自然を再現していく!
こんばんは
新領域を開拓していく tomoshoo(@tomoshoo1) です。
スキルアップです!
ということでガオイカロスの製作進めていきます。
今回はガオイカロス本体ではなく、付属品である天空島アニマリウムについて。
パワーアニマルが住まう島であり、ディスプレイ用のスタンドでもある素敵なパーツです。
塗装前の改修として、前方の欠けた形状をパテで再現しています。
これで形状は良くなったのですが、
ご覧の通り全てクリアパーツになっており、カラーリングは劇中と全く異なります。
この透明なアニマリウムを、パワーアニマル達が住める大自然に変えてやろうじゃありませんか!!
製作自体はガオイカロスの製作と並行して進めていましたが、
今回は完成まで一気に紹介していきたいと思います!!
まずはサフ吹き。
パテを埋めた個所の境界線が消えていればOKです。
そして基本塗装としてブラウンで塗装しておきました。
ここから大自然に変わっていく様子、どうぞご覧ください。
ここからの色付けはシタデルカラーを使っていきます。
デコボコした大地の形状には、シタデルカラーの一連のシステムがぴったりだと判断したからです。
まずはベースカラー。
ZANDRI DUSTという黄土色を使って均一にペイントしていきました。
3回ほど重ね塗りして均一に色を付けていきました。
お次はシェーディング。
サラサラしていて暗くて半透明な塗料を使って、窪んだ箇所の影を再現していきます。
シェーディングが終わった状態がこちら。
窪んだ箇所が暗くなり、一気に立体感が出ました。
スミ入れと同じような効果です。
お次はハイライト入れ。
今度は飛び出た個所、先端部分を明るくしていく作業です。
レイヤーカラーのUSHABITI BONEという少し明るめな黄土色を使って、凸部分を明るくしていきます。
ドライブラシという手法を使って、ハイライトを入れたものがこちら。
山脈の鉄片を中心に、明るめな黄土色が加わりました。
ベース、シェード、ハイライトを経て、大地の塗装はこれで完了。
ブラウン1色だったアニマリウムが立体的な大地に変わりました。
まずはこの状態で、つや消しのトップコートを吹いて質感を統一させました。
次はここ。
湖ですね。
造形自体はあるので、この窪みを利用して水の質感を再現していきましょう。
使うのはブルーのUVレジン。
ダイソーでも購入できる色付きのレジンです。
細いスティックを使って、余計な箇所に付着しないように慎重に盛り付けたら。。。
UVライトで硬化させます。
これで湖ができました。
最後は草木の再現。
草原や森林の表現は初めての試みだったのですが、色々調べて買い揃えてみました。
ジオラマ用のパウダーとスポンジです。
色の違い、粒の大きさの違いで4種類ほどです。
まずは草原の再現から。
使うのはジオラマパウダーという、着色された砂のようなもの。
草原は木に比べると低いので、小さな粒子で表現していこうと思います。
木工用ボンドを水で溶いて液体状にして。。。
筆でペタペタと塗っていきます。
劇中の映像を参考にしながら、草木が生えていそうなところに塗っていきました。
その上からパウダーを振りかけていくと。。。
アニマリウムに草が生えました。
緑1色だけだと単調かなと思い、2色のパウダーを使っています。
前も後ろも、内側も外側もまんべんなく草をはやしていきました。
最後は森の再現。
草原よりも高さがあるので、ジオラマパウダーよりも粒子の大きい
ジオラマ用のスポンジを使ってみることにしました。
ジオラマパウダーと同様に水で溶いた木工用ボンドを使って、
森林エリアにジオラマスポンジを盛り付けていきました。
こちらも2色のジオラマスポンジを使って、色が単調にならないようにしています。
大地、湖、草原、森林と再現し、ようやく納得のいく天空島アニマリウムが完成しました!!
パワーアニマル達が住めるくらいの大自然になったでしょうか。
こういうジオラマ的な表現って今までやったことが無くて、初めて使った素材も多くありましたが
思った以上にちゃんと自然が再現できてびっくりしてます。
無改修の状態と比べると、完全に別物です。
1パーツにめちゃくちゃ手間かけましたが、それに見合う仕上がりになったかな。
このアニマリウムを使って、完成したガオファルコンやガオイカロスを飾るのが今から楽しみです。
ということで今回は以上です。
それでは~ノシ