【ミニプラ・ガオキング】素組みの何がこんなにダサいのか考察してみる
こんばんは
ガオキングを制作したのが5年前ということに驚きを隠せない tomoshoo(@tomoshoo1) です。
時日がたつのは早いですね。。。笑
ということで今回はそのガオキングについてです。
前回、素組みレビューをしていきました。
パワーアニマル時は
ディテールや造形は良好、可動箇所も必要最低限あり
あまり問題点は見当たりませんでしたが、
ガオキング時は。。。
今年のキャンディ事業部開発者の方ではないですけれども、
初めてガオキングを手にしたときは、こう思わざるを得ませんでした。
「こいつ、ダサすぎ。。。」
当時友人にこれを見せた際は、
「こいつは一体何があったんだ。。。」
と言っていました笑
当時ディテールアップ程度の改修しかしたことの無かった私にとって
もはやなぜここまでダサいのかが分からないレベルでした。
いったいどの部分が彼をダサくさせているのか。
そこを考えていくことが、改修の第一歩でした。
ということで今回は、
素組み状態のガオキングには何があって何が足りないのか
について考察していきたいと思います。
まず、素組み状態で満足している点についてです。
・パワーアニマル時
パワーアニマル時についての不満点はほとんどありませんでしたね。
どれも必要最低限の可動域がありますし、
造形もしっかりしてます。
いかにこの造形の良さを保ったうえで改修していくか
というのも非常に大きなポイントでした。
・両腕のひじ関節
ガオキング時の関節の中で、唯一満足していたのが
ひじ関節についてです。
両腕とも素組み状態でひじ関節が内蔵されており、
この程度曲がれば十分だと判断しました。
・全体的な造形・ディテール
パワーアニマル、ガオキングどちらの状態でも
造形やディテールについては、非常に出来が良いと感じました。
ガオキングは割と曲線が多いデザインなのですが、
見事に劇中の形状を再現しています。
細かいディテールもかなり劇中に近かったので
ここは最大限に生かすべきだと考えました。
次に、不満だった点についてです。
・なで肩、なで肩、なで肩
もはや説明不要なのではないかと思います。
とにかくなで肩なのです。
なで肩のせいで、すごく弱々しい印象を受けてしまいます。
原因としては、肩関節が弱すぎて腕の重さを支え切れていない為
下がってしまっているということが挙げられます。
加えて、方の位置が少し下過ぎるんですよね。
それも弱々しい印象を受ける原因の1つであると感じました。
・頭部の接続方法
写真だと分からないのですが、
頭部の接続方法にも不満がありました。
昔のミニプラは、挟み込み式の接続方法をよく採用していて
一度組み立てると外すことのできない構造だったんですね。
ガオキングの頭部も一度組み立てると取り外すことが出来ませんでした。
頭部は形状が複雑かつ塗装も大変なので、
この部分が1つのパーツというはちょっと厳しいですね。
・腰関節の接続方法
ガオライオンとガオバイソンの接続方法なのですが、
このような形状のピンをガオバイソンにスライドさせる感じで取り付ける方式になっています。
この接続方式、きちっとハマりませんし
何より腰を回転させることが出来ないんです。
普通に軸接続にすればよいと思うのですが、
なぜこの方式を採用したのでしょうか。。。
・全く動かない下半身
これももはや説明不要かも知れません。
下半身の可動ゼロです。
股関節+太ももで1つのパーツ
両足の膝より下で1つのパーツになっているため
どう頑張っても動きません。
少なくともパーツを切り刻んでバラバラにするのは確定でした。
ただただ見栄えだけを追求するのであれば、
改修はそこまで難しくないと思うのですが、
変形ギミックは絶対にオミットしたくありませんでした。
となると改修というか、根本的に変形機構を見直す必要があったのですが
当時お手本となる参考が全く無い状況。
本当に実現できるのかかなり不安でしたねー。
こんな感じで、ガオキングについての考察を行っていきました。
これから、あんなことやこんなことが待ち受けているなんて。。。
ということで今回は以上です。
それでは~ノシ