ミニプラを作り続けた私が感じたスーパーミニプラの良いとこ悪いとこ
こんばんは
ジムに行きたい tomoshoo(@tomoshoo1) です。
最近あまり行けてません。
ということで今回はコラムです。
既にご存知の方もいらっしゃるとは思うのですが、
わたくしtomoshoo、
基本的にミニプラしか作っていませんでした。
理由はいくつかありますが、
あまり趣味の幅を広げすぎて収集つかなくなるくらいなら、
ミニプラに絞ってちゃんと作っていきたいということが大きいですかね。
そんな私にとって、スーパーミニプラの制作は正直悩みどころでした。
ただでさえ制作ペースが遅いのに、
スーパーミニプラも作るってなると
制作が追いつかなくなることが考えられたのですが、
ガオガイガー・大獣神の発表で制作を決意しました笑
そして数年ぶりに、
ミニプラ以外のキットである
ザブングルやイデオンを組み立てたのですが、
ミニプラとは色々違ってびっくりしたんですね!
今回は、そんな1人ミニプラガラパゴス現象の真っ只中にいた私が
スーパーミニプラを組み立ててみて感じたことについて
良いこと悪いこと併せて紹介していきたいと思います。
まずはスーパーミニプラの良かった点です。
・プロポーションが最高!
プロポーション最高です。
これは見てもらえれば十分にわかると思います。
いつもミニプラを作っている私からすると
スーパーミニプラについては全くプロポーション改修の必要性を感じません。
いつも私が作っているのって、
これですからね笑
スーパーミニプラのプロポーションの良さがわかると思います。
・パーツ分割での色分け優秀!
パーツ分割が非常に優秀です!
例えばイデオンの胸部。
この白いラインまで別パーツなので、
マスキングによる塗り分け箇所がほとんどないんです!!!
塗装をしなくても、十分にクオリティの高いものが組み立てられますね。
・肉抜き穴が少ない!
ザブングルのキットで、肉抜き穴埋め作業を行ったパーツは
たったこれだけです。
これもほとんど目立たない箇所ですからね。
イデオンに至ってはこれだけ。
もう楽すぎます。
ドデカイオーだけでこれだけ肉抜き穴埋めをしたミニプラとは全然違います。
改修派の人でも手軽に完成させることができますね!
・劇中再現度が高い!
変形ギミックの大半は、差し替えによる変形のため
合体形態、分離形態共に劇中に近いフォルムを再現できています。
これ、完全変形だと絶対に不可能ですよね。。。笑
・削りやすい!
実際に制作してみて感じたことなのですが、
ミニプラに比べて材質に粘り気が少なく、
やすりがけをしていてもサクサク削ることとができるように感じました。
削りすぎには注意ですが、
サクサク作業が進むことは良いことです!!
お次はスーパーミニプラの良くない点・注意点についてです。
・余剰パーツが多い!
各形態の再現度の高さとトレードオフの関係ではあるのですが、
ミニプラに比べると、圧倒的に余剰パーツが多いです。
こちらがザブングル人型時の余剰パーツ、
こちらがイデオン人型時の余剰パーツ。
これだけの余剰パーツによって、
アニメで見せた劇中の変形・合体の「平面の嘘」の埋め合わせを行っているんですね。
私はあまり気にしませんが、余剰パーツ無しにこだわる人にとっては
気になる点かもしれません。
ウォーカーギャリアについては、かなり余剰パーツは少なくなっていました。
スーパーミニプラも進化しているんですかね!!
・ヒケが多い!
お次はヒケの多さです。
これはデザインも影響してくるのですが、
最近のミニプラは全体的にディテールがびっしり入ってます。
それに比べると、スーパーミニプラのディテールは抑えめな印象があります。
ディテールの無い「面」の面積が多い分、
プラスチックのヒケも目立ちやすくなってしまうんですね。
具体的にはどんな感じでヒケが入っているかというと、
こんな感じです。
こういう部分は、やすりがけをしてヒケを消してやる必要があります。
スーパーミニプラは、表面処理をしっかり行うことで
より完成度の高いものが出来上がると思います。
・合わせ目が目立つ箇所が多い!
パーツ分割による色分けが多い分、
合わせ目の目立つ箇所がすごく多く感じました。
ザブングルだけでこれだけの合わせ目消しを行っています。
私は全て合わせ目を消していきましたが、
段落ちモールド加工する等の処理でもカッコよく仕上がると思いますね。
・面の質が悪い!
これは意図的なのかそうで無いのかはわからないのですが、
表面がザラザラしていることに加えて、
面の質感が不均一なんですよね。
わかりやすいのがこのパーツ。
見てもらえるとわかると思うんですが、
パーティングラインを境に上下で表面の質感が全然違うんです。
下半分は比較的ツルツルな表面なのですが、
上半分はけっこうザラザラです。
このパーツもかなり梨地になっています。
表面が全て梨地なら問題無いのですが、
場所によって質感が異なっているんですよね。
ちなみにミニプラは、
こんな感じのツルツルした表面で統一されています。
先ほども言いましたが、
質感を統一させるためにも
ミニプラよりも表面処理を丁寧に行う必要があると感じました。
・パーツが脆い!
パーツの削りやすさとも関係しているのですが、
ミニプラに比べてプラスチックに粘り気が少ない分、
ちょっとの負荷でも白化しやすいですし、折れやすいです!!
ちなみに私は、この写真撮影後に
この武器の持ち手部分を折っちゃいました!!!笑
パーツ自体がすごく小さいというのもあるのですが、
破損には気をつけて組み立てると良いと思います。
・組み立てにニッパーが必須!
ミニプラはスナップフィットのため、
特別な工具無しでもパーツを切り出せるのですが、
スーパーミニプラはそうはいきませんでした!
この記事でも紹介しているのですが、
パーツとランナーとの接続部分が太いので、
ニッパーが無いと綺麗にパーツを切り出すことができません。
私はスーパーミニプラの組み立てを機に、
アルティメットニッパーを購入しました。
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使い心地は最高です。
写真中央の部分のゲート跡を
アルティメットニッパーで切り取ります。
切り取ったものがこちら。
切れ味が良すぎて、
周囲よりも滑らかな表面になっています笑
面に沿って綺麗に切り取れるので
この後の表面処理がかなり楽になるんです。
本当にオススメなので皆さんも是非!
ということで、
ミニプラばっかり作ってきた私が感じた
スーパーミニプラの良いとこ悪いとこについて紹介していきました。
色々書きましたが、
全体的に非常にクオリティの高いシリーズであることは間違いありません。
ミニプラと同様に「食玩」というジャンルであり、
基本的に再販は無いと思われますので、
買い逃して後悔するのは禁止ですよ!!
ということで今回は以上です。
それでは〜ノシ
私はミニプラからガンプラにのめり込んでまたミニプラに戻ってきた人間なのでスーパーミニプラのゲート処理に感しては何も思いませんでしたが、他の部分は確かにあると思います。
といってもガオガイガーしか作ってないので一概には言えませんが、こいつの場合パーツ同士の嵌合がやりにくくて、完成初期の可動部のクリアランスが少なかった気がします。そのせいでサイドアーマーの軸受け割りましたし。
その辺りもう少し何とかしてほしいとは思いますね。組み終わったあとの達成感とギミック、何よりかっこよさで全部吹き飛びましたが……
無未河 大智さん
ギャレオンの牙のパーツのはめ込みが全然できなくてアレー?って感じは確かにありました。
ボールジョイントも固い感じはありましたが、保持力を優先したんですかねー。