【ガレージキット・ドリルロボ】まさかの展開で特別にパーツを再出力してもらえることに!3Dプリンター2種類の出力方法(FDM/光造形)の違いについても詳しく解説していきます!
こんばんは
出会いに感謝の tomoshoo(@tomoshoo1) です。
まさかの展開でした。
ということで今回は、ガレージキット・ドリルロボについて。
【ガレージキット・ドリルロボ】パーツの状態をしっかりと確認したい!まずはサフを吹いてから表面処理を始めてみたところ。。。
前回はパーツの形状をしっかりと見極めるために、まずは捨てサフを吹いたところでした。
サフ吹きが終わったので、いざ表面処理のスタート!ってことで表面処理を始めたのですが。。。
思った以上に積層痕が手強かったんです!!!
例えばドリルをドアップで見てみるとこんな形状になっています。
これを全て削って綺麗な形状にするって、かなりの切除量になることは間違い無いですし
元の形状を変えることなく段差を全て無くしていくって、途方もない作業なんです。
しかもこのドリルが7本。。
それ以外にもパーツたくさん。。。
という事実に絶望してしまい、次々と発売される新作に目移りしてしまった結果。。。
私の手が止まってしまったのです…。
製作途中で放置してしまうことって滅多になかったのですが、今回はそれほどに絶望していました。
ですが、ある出来事をきっかけにドリルロボ製作プロジェクトが再始動することとなったのです。
それが、2022年5月28日に開催された総合・模型展示博覧会「CARAT’1」でした。
私は客として遊びに行ったのですが、ゆきふみさんがディーラーとして参加されていたのです。
イベント会場してます!!見てってね✨
#Carat1 pic.twitter.com/TCdEoEAiST— ゆきふみ (@ggeeeeegg) May 28, 2022
ドリルロボはオンラインでの購入だったので、製作者様と会話してみたいとずっと思っていたので、すごく良い機会でした。
ガチャフォースへの愛、ドリルロボを購入したこと、全塗装で仕上げたいと思っていたが表面処理が厳しすぎて放置してしまっていることなど
イベント終了ギリギリまで話していました。
そんな会話をしていると、ゆきふみさんからある提案を受けたのです。
「塗装しやすい方法(積層痕のできにくい前回とは異なる出力方法)でパーツを再出力してみようと考えているのですが、それを塗装してみませんか?」
まじですかと。
そんな嬉しい話あるんですかと、二つ返事で提案を受けました。
そこからさらに時は経ち、2022年12月。
再出力したパーツが完成し、我が家に届きました!!!!!
ゆきふみさんには本当に感謝です。。。
せっかくなので、
一般販売されたドリルロボのパーツと、今回特別に再出力していただいたパーツを比較してみましょう。
左が一般販売、右が今回特別に出力していただいたパーツです。
パッと見比べただけでも、明らかに質感が違うのがわかります。
ゆきふみさんから勉強も兼ねて色々教えていただいたので、
皆様にも学んでいただこうと思います。
前回はPLA(Poly-Lactic Acid/生分解性プラスチック)という素材を使ったFDM(Fused Deposition Modeling/熱溶解積層方式)という出力方式。
素材となるフィラメントを熱で溶かし積層することでパーツが形成されます。
細かい形状は苦手で、積層痕が比較的目立ちますが、比較的軽くて丈夫でコストは比較的小さいのが特徴です。
今回新たに製作していただいたのはUVレジンを使った光造形での出力方式。
3Dプリンタ用のUVレジンをレーザーなど紫外線で固めて積層することでパーツが形成されます。
細かい形状が得意で積層痕は比較的目立たないですが、強度は低かったりコストは大きいという特徴があります。
写真を見比べてみても、光造形は積層痕が明らか目立っていないのがわかります。
造形は全く同じではなく、光造形用に肉抜きを増やすことでコストを下げたり、パーツの厚みを一定にすることで変形を抑えるなど細かな調整もされています。
UVレジンを使った光造形ということで、ゲート跡もプラモデルとは違った独特な形状になっています。
ゲート跡の箇所はプラモデルに比べると圧倒的に多いので、細かく表面処理する必要がありますね。
とはいえ積層痕の目立たない出力方式になったことで、表面処理の作業量も一気に減りそうです。
これなら仕上げられるぞ!!!!!
ってことでモチベーションが完全復活したので、改めて表面処理を進めていきたいと思います。
頑張るぞ!!
ということで今回は以上です。
それでは〜ノシ