【プラモ向上委員会】マスキングの敷居が格段に下がり、精度が格段に上がる神アイテム、『マステスライサーV』レビュー!
こんばんは
すごく楽しみにしていた tomoshoo(@tomoshoo1) です。
これは革命的ツールです。
ということで今回は模型製作ツールのレビュー。
紹介していくのはこちらです!!!
プラモ向上委員会
マステスライサーV
プラモ向上委員会期待の新商品、マステスライサーVです!!
発売予定は4月末なのですが、先行で送って頂きました。
ありがとうございます!しっかり紹介していきます!
パッケージ、予想以上にコンパクトでした。
中身はこの2つと取扱説明書。
中身も非常にコンパクトで、
マスキング関連ツールをまとめて収納している工具箱Specialにも問題なく収納できました。
そして今回は取扱説明書しっかり読んだほうがいいです。
それぞれ紹介していきます。
まずはこちらが専用カッター。
これを使ってマスキングテープをカットします。
上部にはすべり止めがあり、持ちやすい形状。
ほぼ樹脂製なので、重さも軽いです。
持ち手側面には「plamokojo.com」の刻印。
反対側にもあります。
PP製のブレードカバーを取り外すと。。。
ブレードホルダーが出現します。
両端はPP製、中の4枚はステンレス製のプレートになっており
ここに刃を取り付けます。
刃ですが、
マステスライサーVには付属しませんので、別途準備してください!!
↑ここ結構大事。
取り付けるのは、市販のデザインナイフ用替刃。
タミヤのもので問題なく取り付けられました。
刃を取り付けたものがこちら。
ステンレスプレートのおかげでかなりしっかりと取り付けられ、ブレもありません。
刃を取り付ける箇所が5箇所あるので、取り付け方を買えることで様々なバリエーションを作れます。
このバリエーションについては後で改めて紹介していきます。
刃を取り付けたら、ブレードカバーを被せて固定。
この先端の構造が非常に良くできていて、
底面をマットにぴったりと合わせるだけで
最適な刃の角度になるように設計されているんです。
持ち方矯正ペンのように、誰でも失敗なくカッティング作業ができるようになっているんですねー。
さらに先端には保護キャップがあります。
使わない時は、保護キャップをしておけば安全です。
お次はスライダー付きカッターマットの紹介。
専用カッターのガイドとなる下敷き。
手のひらサイズでかなりコンパクトです。
裏側両端には滑り止め用のゴムパッド付き。
細かな作業なので、ブレ防止のこの配慮は嬉しいですね。
スライダーとカッターマットは簡単に分離可能。
カッターマットは黒ベースに黄色のラインというカラーリング。
目盛りは5mm幅で、中央だけ太い線。
上下同じデザインになっています。
反対側も全く同じ印刷です。
縦切り用のスライダーは、ここから。。。
こんな感じに横にスライドさせることができます。
スライダーにも目盛りあり。
カッターマットと同様に5mm間隔です。
ツールの紹介が終わったので、実際に使ってみましょう!
まずはカッターマットを取り外して。。。
マスキングテープを貼り付けます。
そしてスライダーにセットしたら。。。
レールに沿って、専用カッターでマスキングテープをカットします。
たったこれだけで、1mm幅のカット済みマスキングテープが4本完成しました。
レールに沿ってなぞるだけなので、非常に簡単。
市販の替刃を使うので切れ味は抜群ですし、幅も全くブレがなく非常に綺麗にカットできています。
精度の高さ、予想以上でした。
これはやばい。
さらに、縦切りスライダーを使って、縦方向にカットすると。。。
大量の1mm正方形が量産されました。
どれもしっかりとカットされており、大きさにブレもありません。
こんな簡単に極小正方形が量産できるなんて。。。
さらにさらに!!!
刃の取り付けパターンをこんな感じに変えてみると。。。
今度は2mm幅のラインテープ2枚が完成。
幅の一定具合を見てください。
完璧です。
縦方向にカットすることで、2mm正方形が量産できるだけでなく、
先程の1mm幅と組み合わせることで、1mm×2mmの長方形なんてのも量産できます。
最大幅は両端に取り付けた時の4mm。
4mmの正方形なんてのも量産できます。
さらにさらに!
2枚構成にすれば曲線の切り出しも可能!!!
一定の幅を完璧にキープしつつ、滑らかな曲線の切り出しができました。
ステンレス製のブレードホルダーの替刃ホールド性能、かなり高いです。
幅は1mm~4mmのバリエーションがあり、縦方向と横方向それぞれ変えられるので
様々な四角形を大量生産できるだけでなく
曲線の切り出しまで対応できる。
なにこの引き出しの多さ。
お値段以上過ぎるでしょ。。。
カッターマットは取り外せば非常に薄くコンパクトですし、上下表裏計4箇所使えるので
よく使う形状を4種類くらいカットしておいて、取り外して使うってのが使い勝手良さそう。
マステスライサーVの紹介は以上です。
かなり期待していたツールですが、予想を上回る使い勝手の良さ、精度の高さで驚かされました。
サイズがすごくコンパクトで置き場所の心配をする必要がなく気軽に取り入れられますし
持ち手グリップや底の滑り止めと細かな配慮も行き届いている。
そして重要な使い心地もかなり良く、簡単に超精度の高いカッティングができる。
私のマスキングテープの切り出し作業には、カッティングジグというものを使っているのですが
カッティングジグでは作れない極小チップや曲線の切り出しなど幅広く対応でき
完全に共存できる組み合わせになりそうで
私のマスキングツールスタメン入りが決定しました。
マスキング作業の敷居が格段に下がり、精度が格段に上がること間違いなしです。
カッティングジグと比べて入手難易度はかなり低そうなので
これは是非手に取って欲しいです。
めちゃお勧め!!!!
ということで今回は以上です。
それでは〜ノシ