【SMP・大連王】改修&塗装済み完成版レビュー!!


こんばんは

年内に紹介できた tomoshoo(@tomoshoo1) です。

有終の美!!!

 

 

ということで今回は、SMP・大連王の完成版レビューです!!!

長々と製作してきましたが、ようやくお披露目です。

 

 

素組みレビューはこちら。

【SMP・大連王】素組みレビュー&改修箇所洗い出し!!

 

 

製作過程はこちらをご覧ください。

【SMP・大連王】製作過程まとめ!!

渾身の作品、早速紹介していきます。

 

 

まずは大連王を構成する5体の気伝獣から。

今回は全体的に塗り分け箇所が多く、素組みと比べると見た目が大きく変わっています。

2023年最後の製作が、最も手間のかかった作品となりました。

 

 

ゴールドやイエローの差し色の配色バランスが絶妙で、高貴な印象で統一されたカラーリングが最高。

製作の苦労を忘れてしまうほどのかっこよさです。

 

 

それぞれ詳しく紹介していきます。

 

 

龍星王

リュウレンジャーが操る気伝獣の龍形態。

大連王の中心を構成します。

素組みと比べるとカラーリングが大きく変わりました。

肉抜き処理、合わせ目消しなど基本に忠実に仕上げています。

 

 

反対側から。

合わせ目は目立つ箇所が多かったのですが、順を追って丁寧に処理した甲斐がありました。

 

 

両サイドから。

側面の緑はキャンディグリーン仕上げ。

色味にはこだわりました。

 

 

シルエットにはほとんど手を加えていません。

 

 

頭部のアップ。

塗装箇所の多かった頭部ですが、全て塗装し直し。

中央の合わせ目は消しています。

 

 

立体的な形状だったので塗り分けには苦戦させられましたが、綺麗に仕上がったかな。

牙や口の中も塗り分けています。

 

 

長い首、尻尾は頑張って塗り分けてます。

関節部分も塗り分けることで、劇中再現度が上がりました。

 

 

胴体は緑成分多め。

塗り分けミスなどもありましたが、無事仕上がりました。

 

 

手は内側の空洞を埋めたり、関節の小さな空洞を埋めています。。

シルバー成形色はゲート跡が目立ちやすいので、塗装による恩恵が大きいですね。

 

 

ポージングを何枚か。

OPの特徴的なポージングも劇中のカラーリングでついに再現。

指先内側の穴埋め処理は地味に効果がありました。

 

 

変形して気伝武人形態に。

孫悟空をイメージした人型ロボ。

この状態でも素組みだとシールを中心とした色分けだったので、

見栄えが大きく変わりましたね。

 

 

反対側から。

スミ入れでわかりづらかったディテールもくっきり。

脚部は塗り分けで情報量が増えました。

 

 

両サイドから。

メタリック塗装のアクセントで高級感がアップ。

形状はほぼ手を加えていません。

 

 

頭部のアップ。

素組みでも塗装されていた頭部ですが、こちらも塗装しなおしてます。

側面のゴールドの模様はマスキング塗装で塗り分けました。

 

 

上半身のアップ。

肩、胸部など色が加わった上半身。

緑色はキャンディグリーンで色味を揃えています。

 

 

下半身のアップ。

細かな塗り分け箇所の多かった下半身です。

ヒザ関節の小さな空洞は処理済み。

つま先は両足ともパーツ分割線が目立っていたので、合わせ目処理をしています。

段差も含めて綺麗に消えたかな。

 

 

武器の気伝飛龍棍。

持ち手のゴールドは塗り分けました。

 

 

ポージングを何枚か。

本来のカラーリング、しっとりとしたツヤ消しの質感で龍星王のポージングが再現できました。

全身のメタリックが良いアクセントになってポージングもすごく映えます。

 

 

龍星風車蹴りも全塗装仕上げで実現!!!

どのアングルから見てもかっこいいわ。

 

 

 

 

星獅子

 

シシレンジャーが操る気伝獣。

大連王の頭部、肩、胸部を構成します。

胴体はパーツ分割による色分けが優秀でしたが、前脚は塗り分け箇所だらけでした。

 

 

反対側から。

クリアパーツは塗装で透明度を上げています。

 

 

両サイドから。

情報量が増えた側面。

前脚は9回くらい塗り分けてます。

ゴールド部分は全塗装で色味も揃いました。

 

 

頭部のアップ。

元々細かく塗り分けられていましたが、星獅子の緑は通常カラーで仕上げたかったので

メタリックグリーンから基本色の緑に変更。

マスキングゾルをフル活用して塗り分けました。

 

 

いろんなアングルから。

どっしりとした重厚感を表現できたかな。

 

 

星天馬

テンマレンジャーが操る気伝獣。

大連王の右足を構成します。

素組みは全塗装派泣かせのシンプルな色構成。

細かな模様はほぼ全てシールでの再現でした。

 

 

反対側から。

胴体のアクセントカラーとたてがみは色を使い分けてます。

 

 

両サイドから。

必死こいて塗り分けた胴体の模様。

黒下地に黄色ってのが厄介なんですよね。

モールドが入っていたのが唯一の救いでした。

 

 

頭部のアップ。

顔まわりにも細かな黄色のライン。

滑らかな曲線をうまく塗り分けることができました。

 

 

中央のパーツ分割線は消しています。

 

 

マスキング塗装、エナメル拭き取り塗装など、色々なアプローチで仕上げた各部の模様。

元々は全く色分けされていなかったので、地道に塗り分けていきました。

もう2度とやりたくないですね笑

 

 

いろんなアングルから。

苦労した分満足度も高いです。

 

 

星麒麟

キリンレンジャーが操る気伝獣。

大連王の左足を構成します。

星天馬と同様に塗り分け地獄でした。

 

 

反対側から。

星天馬とは異なる模様ですが、こちらも丁寧に塗り分けました。

 

 

両サイドから。

黄色成形色はプラっぽさが強めだったので、塗装による恩恵が大きいです。

塗り分け箇所だらけだったのは一目瞭然ですかね。

 

 

頭部のアップ。

劇中のカラーリングを参考に、鼻頭を追加で塗り分けています。

中央のパーツ分割線は処理済みです。

 

 

こちらも胴体の細かな模様を全て塗装で再現。

星天馬に負けず劣らずの、鬼のような塗り分け作業でした。

 

 

いろんな角度から。

本当に大変だった。。。笑

 

 

星鳳凰

ホウオウレンジャーが操る気伝獣。

大連王の腰を構成します。

他と比べると塗り分け箇所は少ないですが、細かな模様を再現する必要がありました。

 

 

反対側から。

ゴールドの模様は主にエナメル拭き取り手法を使って模様を再現しています。

唯一のピンク要素も加わりました。

 

 

尻尾は合わせ目処理済み。

両側遜色のない造形に仕上げました。

 

 

両サイドから。

もちろん頭部も塗装し直し。

 

 

頭部のアップ。

下顎は大連王で1番小さなパーツなので紛失注意です。

右頬や首には穴があったので埋めています。

 

 

いろんなアングルから。

変形の恩恵もあり、羽ばたくポージングも可能です。

 

 

天空気殿

龍星王以外の4体で天空気殿が完成。

劇中さながらのどっしりとした質感に生まれ変わりました。

どれも塗り分け箇所だらけだったので、見た目は大きく変わりましたね。

 

 

反対側から。

台座もツヤ消しで塗装しており、質感の統一感もあります。

 

 

両サイドから。

 

はー、たまらん。

今にも動き出しそうな迫力です。

 

 

龍星王を乗せて。

本来のカラーリングで蘇りました!!!

いろんなアングル、ポージングで。

觔斗雲に乗る孫悟空さながらの躍動感あるポージングに、塗装による高級感&重量感が加わり

最高にかっこいい天空気殿に仕上がりました。

 

 

お次はいよいよ合体。

颯爽と駆け抜ける龍星王と。。。

 

 

合体状態の4体。

 

 

そしてその後ろを走り抜ける龍星王!!!

一連のシーンも再現できました。

 

 

 

 

大連王

5体が五星合体して大連王に!!!

この堂々たる立ち姿、カッコ良すぎてやばいです。

合体状態でも見た目の違いは一目瞭然。

全身のメタリック塗装や、ツヤ消しの相性が良すぎました。

 

 

反対側から。

塗り分けによるカラーリング追加やスミ入れで、背面の情報量も増えました。

 

 

両サイドから。

どっしりとした立ち姿。

正面だけでなく側面の情報量もすごいです。

肩や脚部を中心に、必死で塗り分けた甲斐がありました。

 

 

頭部のアップ。

頭頂部や額のクリアパーツは塗装で透明度を上げてます。

全体的にツヤ消し仕上げですが、目の部分だけはツヤあり仕上げとしました。

塗り分け箇所もありましたね。

 

 

両眼発光再現用の頭部も全塗装仕上げ。

こちらも目の周りだけはツヤあり仕上げにしています。

 

 

上半身のアップ。

マッシブなフォルムの上半身。

メタリックカラーの配色バランスが神がかってます。

 

 

胸部のクリアパーツは両側からクリアを吹き付けることで透明度を上げ、滑らかさを上げました。

 

 

内部は元々真っ黒でしたが、内側にメタリックシートを貼り付けることで光を反射し、発光してるかのような明るさに。

 

 

さらに自作したプレートを裏返すことで、ダイレンジャーの5人が乗り込んでいる状態も再現できるようにしました。

このリバーシブル機能、めっちゃおすすめです。

 

 

前腕部分はパーツ分割線を丁寧に消してます。

 

 

開き手は指の間の水かきを取り除きよりリアルな形状に。

新ツール導入でクオリティが上がりました。

 

 

下半身のアップ。

上半身に負けないマッシブなシルエット。

下半身にもこだわりを詰め込みました。

 

 

各部ディテールの細かさは抜群。

あえて基本色の緑で塗ることで、メリハリを出した星獅子頭部。

落ち着いた印象になったこちらの方が個人的には好みです。

劇中でも基本色だったんですよね。

 

 

鞘はエナメル拭き取り手法を使って細かな模様も塗り分け。

さらにチェーンは本物に交換することで、格段に劇中再現度があがりました。

本物を使っているので、しなやかな動きを出せるのも最高です。

 

 

両足も納得の仕上がり。

黒いパーツは表面処理による効果が大きいです。

 

 

武器の大王剣。

先端をシャープに形状変更し、刃先はツヤあり仕上げとしています。

 

 

もう1つの武器、ダイジャベリン。

細かな形状修正で、両面変わりない形状を実現しました。

 

 

一通り紹介し終わったので、あとはひたすらポージング!!!

 

 

今年1番の撮れ高です。間違いないです。

元デザインの良さをしっかりと引き出し、自分好みの重量感、リアルな質感の大連王に仕上げることができました。

 

 

肩、手首、腰、ヒザなどの構造も素晴らしく、これだけ重装備にも関わらずしっかり動かせるのは

SMP開発チームさすがとしか言いようがないです。

 

 

両目発光状態、大王剣の刃先も発光状態にして必殺技の大王剣・疾風怒濤を完全再現!!!

両手でしっかりと構えて刀を振り下ろすシーンまでよく再現できます。

 

 

そして納刀シーンまで!!

専用の鞘持ち手を使うことで、全く違和感のないポージングができます。

肩周り、手首周りの優秀さに、チェーンパーツの交換によるしなやかさが加わり、最高の納刀ポージングになりました。

 

 

スーパーミニプラ戦隊シリーズ最初の大獣神と、SMP戦隊シリーズ最新作の大連王を並べて。

比べてみると、食玩戦隊シリーズの進化は凄まじいものがあります。

 

可動部の技術、変形合体と遊びやすさを両立させる技術、質感再現や色分け再現の技術など

今のノウハウを使って大獣神を作るとどんな仕上がりになるのかなーとよく考えます。

 

SMP・大獣神出ないかなー。。。出てほしいなー。

 

 

大獣神、大連王、無敵将軍と、平成戦隊伝説の3体を並べて。

この頃のメカデザイン、死ぬほど好きです。

今考えると、毎年このクオリティでロボが出てたって凄いことですね。

 

 

SMP・大連王の完成版レビューは以上です。

スーパーミニプラ、SMPと培われてきた戦隊ロボのノウハウが、惜しみなく注ぎ込まれた大連王。

 

変形・可動を両立した構造、緻密なモールドが文句なしだった分、色分けはシールを中心とした再現方法だったので

全塗装で塗り分けるにはかなりの気合いが必要でした。

 

私もこれまで培ったノウハウを全て注ぎ込んで仕上げることができたかなと思います。

 

大きな改修箇所こそありませんでしたが、開き手の水かきを取り除いたり、チェーンを交換してみたり

胸部のリバーシブルギミックを追加してみたりと、自分らしいアプローチを盛り込むことができました。

 

 

元デザインの良さもあり、どの形態も文句なしにかっこいい大連王になりました。

2023年最後の完成版レビュー、良い締めくくりになったぞー!!!

 

 

ということで今回は以上です。

それでは〜ノシ



オススメ記事

About Blog

一手間でミニプラがもうちょっとだけかっこよくなるような、改修・塗装・撮影に関する情報を発信していきます!!

コーヒーブログもやってます。

旧ブログはこちら。

プレバン最新情報

プレミアム バンダイ

Search

Archive

Category