【ミニプラ・キョウリュウジン リメイクver.】改修&塗装済み完成版レビュー!!
こんばんは
久々に見れて大満足の tomoshoo(@tomoshoo1) です。
まさか令和の時代に見れるとは!
ということで今回はミニプラ・キョウリュウジン リメイクver.の完成版レビューです!!!
ミニプラ シュゴッド合体シリーズPB キングキョウリュウジン
素組みレビューはこちら。
今回は少し変則的で、
キョウリュウジン リメイクver.というキットが発売されたわけではなく、
2つのキットの組み合わせとなります。
製作過程まとめはこちらをご覧ください。
早速紹介していきます。
今回紹介する3体の獣電竜。
旧版と比べて、パーツ分割による色分けが格段に増えていたり、可動箇所が増えていたり
そもそも構造が異なっていたりします。
素組みと比べても、カラーリングに大きな違いがないのが凄いところです。
令和の時代に、3体がリニューアル版として並びました。
それぞれ詳しく紹介していきます。
ガブティラ
当時品と比べてパーツ分割がはるかに複雑になり、可動ギミックも大量に仕込まれ
大幅な進化を遂げた完全新規造形のガブティラ。
素組みでも色分けはかなり優秀でしたが、全身の細かな改修や塗装でより完成度を上げました。
反対側から。
どっしりとした重量感のある仕上がりとなりました。
両サイドから。
こちら側はパーツ分割が細かく、カラーリング再現も優秀だったのですが。。。
反対側はかなり塗装映えしてます。
胴体や脚部の模様は全てマスキング塗装で丁寧に塗り分けました。
マステを剥がす瞬間は最高に気持ちよかったです。
頭部のアップ。
頭頂部や目は塗り分けてます。
加えて鼻先のパーツ分割線は消してます。
下顎は合わせ目消し済み。
そのおかげで塗り分けは手間がかかりました。。。
口の中の獣電池は後ハメ加工+合わせ目処理済み。
前脚は内側の空洞をパテで埋めたり、関節にマイナスモールドを追加したりしてます。
比べるとスカスカ感がかなり軽減されているのがわかると思います。
尻尾上部はパーツ分割線が目立っていたので、こちらも合わせ目処理済み。
脚部はマスキング塗装で色分け再現です。
上部のパーツは構造上合わせ目が目立っていたので、モールドを殺すことなく合わせ目を消しています。
加えて脚部内側はガッツリ空洞だったので、パテやプラ板を使って空洞隠しを兼ねてディテールアップしてます。
表面の造形を参考に、それっぽく作ってみました。
ガブティラでポージングを何枚か。
格段に向上した可動域を生かして、迫力満点のポージングが可能です。
ステゴッチ
ステゴサウルスが進化した姿。
キョウリュウジンの右腕を構成します。
ドリケラと同様に、アクセントカラーの黄色はすべて成型色で再現されています。
反対側から。
合わせ目や肉抜き箇所は旧作とそこまで変わらないですね。
両サイドから。
側面には細かなディテールが入っていますが、これは旧作も同様でした。
頭部のアップ。
口は完全固定。
色分けはシールでの再現となっていました。
首元や足の黄色部分はパーツ分割による色分け。
ここは大幅に進化した点ですね。
背中のとげは先端が丸まった形状。
ここは延長&鋭角化したいところです。
可動箇所は変形の恩恵で足が動く程度ですね。
合わせ目処理は丁寧に行いたいところです。
ドリケラ
トリケラトプスが進化した獣電竜。
メインカラーのピンクが鮮やかです。
反対側から。
シルバーが加わっているため、ステゴッチよりも色数が多いです。
両サイドから。
胴体の構造はステゴッチと同様です。
頭部のアップ。
顔は基本的に固定。
とさか?の造形はシール多めです。
角は取り外し可能な構造で色分けもされてます。
一部空洞がありますね。
尻尾は伸縮機能あり。
旧作に比べると小さくなりました。
可動は手足+尻尾の伸縮程度で、旧作と同等の可動域です。
これで3体の獣電竜が揃いました。
お次はいよいよカミツキ合体です。
キョウリュウジン
3体の獣電竜がカミツキ合体してキョウリュウジンに!!!
10年の時を経てリニューアルされたキョウリュウジャーの1号ロボです。
製作にあたり大きなプロポーションやフォルムの変更は無し。
細かなところを見比べてみると、色々と変わっています。
反対側から。
背中のジョイントパーツであるシルバーが悪目立ちしていたので、穴埋め+塗装で違和感を軽減させています。
下地から丁寧に塗装していったので、色味の違いは無くなったかなと思います。
両サイドから。
戦隊ロボらしい左右非対称なデザイン。
全塗装のマットな質感で、立体感がより引き立ちます。
頭部のアップ。
塗装箇所の多い頭部でしたが、全て塗りなおし。
頭部側面の合わせ目を消すために、フェイスパーツは後ハメ加工しています。
目のみツヤあり仕上げなので、キラリと光ります。
上半身のアップ。
メタリック塗装で重量感が増した上半身。
パーツ分割が進化しているので、正面での色分けの違いはあまりないのが凄いところですよね。
細かなディテール多めなので、近くで見てもスミ入れ映えします。
両腕はモナカ構造だったので合わせ目処理済み。
段差の多いデザインだったので、表面処理はかなり手間かかりました。
左手のドリルは丸ごと作り直し。
サイズ、形状と自分好みのものに作り変えました。
下半身のアップ。
こちらも大幅なシルエット変更はしていませんが、
脚部内側の空洞はがっつり手を加えています。
脚部もモナカ構造だったので、丁寧に合わせ目処理したうえで塗り分け。
元のパーツ分割線がどこか分からない程度には仕上がりました。
内側の空洞はプラ板とパテを使ってディテールアップ。
表側の造形を参考に、違和感の無いような形状に仕上げてみました。
武器のステゴッチシールド。
カラーリングが劇中と大きく異なっていたので、
マスキング塗装で再現度を上げました。
変形して五連獣電剣に!
先端の鋭角化と、がっつり削り込みによる形状変更で
よりシャープな印象になりました。
5色の色分けも全て塗装で再現しています。
破損しやすいので取扱注意です。
新旧キョウリュウジンで並べてみました。
ついに全塗装版で2体のキョウリュウジンを並べることができました。
並べてみると、顔の形状は全く別物ですし
各部のプロポーションが全体的にかなり調整されていることが分かります。
上から下まで徹底改修して、いわゆるミニプラプロポーションに可能な限り近づけた旧版のキョウリュウジン。
内部フレームはほぼ丸ごと作り直したレベルで手を加えてます。
そして10年の時を経て大幅に進化したリメイク版キョウリュウジン。
全体的にボリュームアップし、可動範囲が広くなっただけでなく、劇中の形状、プロポーションにかなり近づきましたね。
最近のミニプラの中では手間のかかったほうではありますが、旧版に比べるとかなりスムーズに製作することができました。
ポージングを何枚か。
旧版無改修版の仕上がりを知っている私としては、ここまでポージングができるのは本当に感動レベルです。
ありがとう、ミニプラ開発の皆様。。。
劇中と同様にキングオージャーと並べて。
登場からかなりの時間がたってしまいましたが、ようやくこの姿を再現することができました。
劇中同様のポージングも再現可能。
キラッと光る目の輝きがいい感じです。
お次は更なる合体ギミック。
キングキョウリュウジン
ガブティラと4体のシュゴッドが合体したロボ。
シリーズを超えて合体したコラボレーションロボです。
キョウリュウジンよりも、キングキョウリュウジンのフォルム重視で設計されているのか、
プロポーションは非常によくまとまっておりかっこいいです。
素組みと比べても分かるように、フォルムには手を加えていません。
反対側から。
背面には全てのパーツが取り付けられており、余剰パーツの出ない構造になっています。
こちらも背面ジョイントパーツの穴埋めや塗装が効いてます。
両サイドから。
大きな羽があることでさらに厚みの増した側面。
横から見ても綺麗な立ち姿です。
上半身のアップ。
ステゴッチ、ドリケラがいない分、ガブティラの下半身が前腕になるというギミック。
前腕はパーツ分割線が目立っていたので滑らかに合わせ目処理を行い、
拳裏側は空洞を埋めてます。
拳裏側の穴埋めはほとんど見えなくなっちゃいましたね笑
空洞が目立っていた足裏は、プラ板を切り貼りしてディテールアップ。
爪先の空洞はパテで埋めてます。
ポージングの際など結構目立つので、この改修は効果が大きかったです。
下半身のアップ。
キョウリュウジンに比べるとかなりすっきりとしたフォルム。
メタリック塗装のアクセントが効いてます。
獣電獣とシュゴッドの合体ですが、シルエットにまとまりがあり違和感はないですね。
ポージングを何枚か。
下半身の可動域がキョウリュウジンよりも広くなっているので、キメポーズも含む数々のポージングを再現できます。
ガブティラ脚部内側や足裏の空洞のディティールアップ改修のおかげで、
どのアングルから見てもかっこいいキングキョウリュウジンに仕上げることができました。
ミニプラ・キョウリュウジン リメイクver.の完成版レビューは以上です。
10年ぶりとなるキョウリュウジンの製作となりました。
リメイクということで色々とバージョンアップはしていたものの
がっつり改修は多めで自分なりのこだわりとたっぷり盛り込むことができました。
ドリルの作り直し、足裏の空洞処理、脚部内側のディテールアップなどはなかなか手ごたえのある改修でしたねー。
久々に「ミニプラ作ってるぜー!」という感覚を味わえた気がします。
塗装は当時に比べると圧倒的に作りやすくなっており、塗り分けは当時に比べるとかなりスムーズに進めることができました。
特に全体のアクセントカラーとなっているイエローの色味には気を使って仕上げることができたかなと思います。
10年ぶりのキョウリュウジン製作、最高に楽しかったです!!!
ということで今回は以上です。
それでは〜ノシ