【ミニプラ・虎龍攻神&オミコシフェニックス】改修&塗装済み完成版レビュー前編!【虎龍攻神&トラドラオニタイジン】
こんばんは
大ボリュームとなった tomoshoo(@tomoshoo1) です。
撮影も執筆も超大変でした。
ということで今回はミニプラ・虎龍攻神&オミコシフェニックスの完成版レビューの前編!
あまりにも大ボリュームだったので、今回は虎龍攻神関連を紹介していきます。
後編はこちらをご覧ください!
【ミニプラ・虎龍攻神&オミコシフェニックス】改修&塗装済み完成版レビュー後編!【オミコシフェニックス&トラドラオニタイジン極】
素組みレビューはこちら。
製作過程一覧はこちらをご覧ください。
気合十分に紹介していきましょう。
まずは今回のセット内容一覧から。
多かった、あまりにも多かった。。。
とはいえ手を抜くことなく、1つ1つこだわり抜いて仕上げることができました。
それぞれ詳しく紹介していきましょう。
ドンロボゴクウ
ドンドラゴクウが虎龍攻神ロボタロウギアを使ってアバターチェンジした、金色の龍モチーフのロボタロウ。
ドンオニタイジンでも使用したオリジナル塗料GGGをふんだんに使用し、赤みの強いゴールドで全塗装仕上げにしています。
成形色でも赤みの強めなゴールドでしたが、さらにそれを上回る赤みの強さになったのがわかると思います。
全体のディテールも細かいので、スミ入れ映えもすごいです。
反対側から。
足裏やヒンジは空洞の箇所も多かったので、穴埋め処理しています。
元の出来が良いので、ぱっと見だとほとんど変わりませんが、頑張って違いを見つけてみてください。
両サイドから。
素組みだとわかりづらかった細かなモールドもくっきり浮き出てます。
スミ入れ拭き取り作業はなかなかの重労働でした。
頭部のアップ。
バイザー周りはエナメル拭き取りを利用した色分け。
中心にパーツ分割線が走っていたので、丁寧に消しています。
成形色ではどうしても色の違いが出てしまう角根元のカラーリングも再現できてしまうのは全塗装の良いところですよね。
胴体や脚部内側など、変形・合体に支障の出ない範囲で空洞は可能な限り埋めています。
爪の赤は塗装での色分けですね。
前足裏側の空洞は全て埋めています。
プラ板を組み合わせることで鑑賞したくないエリアは確保しているので、変形も問題なしです。
後ろ足。
塗り分けは比較的シンプルでした。
特にこだわったのは関節の肉抜き処理。
元々はガッツリ肉抜きされていましたが、表側のディテールを繋げるように形状を作っていきました。
元の形状がわからないくらいには違和感なく仕上がったかなと思います。
後ろ足反対側は肉抜きと合わせ目が混在した箇所でした。
合わせ目消し→肉抜き処理と順を追って1つずつ処理していくことで、ツライチの綺麗な面に仕上がりました。
尻尾は接続軸の隙間を埋めて、先端を延長&鋭角化しています。
モールドがびっしりだったので、立体感もかなり出ました。
単体でポージングを何枚か。
赤みの強いゴールドで全塗装することで、より重厚感のあるかっちりした質感に仕上がりました。
ツヤ消しとの相性もすごくよかったですね。
ドンロボボルト
ドントラボルトが虎龍攻神ロボタロウギアを使ってアバターチェンジした、紫色の虎モチーフのロボタロウです。
サイズが小さい分、細かなところが色々と気になったので
手を加えた箇所は多いです。
反対側から。
4本の脚部は全て合わせ目処理済み。
凸凹した形状だったので、表面処理は念入りに行ってます。
足先のシルバーのカラーリング、塗り分けでより再現度を上げてるところがポイントです。
両サイドから。
成形色や劇中のカラーリングと同様に、頭部と前脚は明るい紫、それ以外は濃い紫色と塗料を使い分けています。
顔、首、胴体、背中、足とほとんどの箇所に合わせ目が出る構造だったので、合わせ目は可能な限り消してます。
可動部は殺さないように、瞬間カラーパテを使った合わせ目消しが中心でした。
頭部のアップ。
バイザー部分はエナメル拭き取り方を使って頑張って塗り分け。
シルバーのラインが長細いので大変でした。
下顎の肉抜きも処理してます。
脚部内側には接続用の軸穴の隙間があったので、全て埋めてみました。
ポージングの際にチラ見えするので、こだわってみました。
クローの先端の肉抜きも処理済み。
合体後に改めて紹介します。
合体後は完全に隠れてしまう変形用の頭部も、頑張って塗り分けてます。
元は紫1色だったんですよね。
側面の合わせ目も処理済みです。
単体でポージング。
ポージングさせると、脚部内側の改修が生きてきます。
お次は合体!
ドンロボゴクウとドンロボボルトが合体します。
虎龍攻神
ドンロボゴクウとドンロボボルトが合体して虎龍攻神に。
ドンブラザーズの2号ロボがようやく完成しました。
プロポーションには手を加えていませんが、メタリック成分多めなのでかなり塗装映えします。
メインカラーのゴールドはドンブラザーズのために作りましたが、この1年間大活躍でしたねー。
反対側から。
背面は塗り分け箇所も少なくシンプルなカラー構成。
合体用頭部は塗装でガラッと印象が変わっていたり、膝の赤いパーツの肉抜き処理をしてたりします。
両サイドから。
複雑なディテールがさらに強調された側面。
足首の赤いパーツは塗装でゴールドにしました。
頭部のアップ。
バイザー部分は塗装で色分け再現。
頭部の可動化改修をしているので、若干顎を引くことができるようになっています。
上半身のアップ。
全塗装で、重厚感が格段に向上し、劇中の重々しさに近づきました。
胸部のDX版でメッキの箇所は他とは異なるゴールドを使用し、ツヤ有り仕上げとしています。
元々はそのような違いはなかったのですが
色味だけではなく、質感にも違いを出してみました。
細かく塗り分けた肩の装飾パーツ。
シールを使わずに塗装だけで再現しました。
前脚裏側の肉抜き処理は、合体後だとさらに効果のある改修でした。
少し手間はかかりましたが、やってよかった。
下半身のアップ。
下半身は比較的改修箇所は少なめ。
パーツ分割線も、ディテールとして生かしてみました。
劇中に習って、腰の赤のワンポイントを加えたのがこだわり箇所です。
横からチラ見えする足首関節部分は肉抜き処理&ディテールアップを施した箇所ですね。
元のスカスカ感は解消できました。
お次は武器紹介。
1つ目の武器、熱烈貫戟(ねつれつかんげき)。
ドンロボゴクウでも紹介しましたが、側面の合わせ目を消し、先端は延長&鋭角化、接続軸の跡を埋めてます。
スミ入れでさらに立体感も出ました。
より劇中の印象に近づいたかな。
2つ目の武器、神盾撃器(イージストライガー)。
イージス・トライガーなんですね。
イージーストライカーだと思ってました笑
表面はほぼ無改修。
良い造形してます。
先端裏側にあった空洞は、プラ板とパテを組み合わせることで立体的に形状を再現。
うまく元の形状を活かして再現できました。
単体でポージングたくさん!!
今回の製作にあたって、可動域を拡大させたのは頭部のみ。
ですがポージングのバリエーション、リアルさが圧倒的に良くなりました。
頭部が動くって、それほど大事なんですよね。
ドンオニタイジンと並べて。
身長やプロポーションに統一感があるので、並べて立たせてもかっこいいです。
どちらも非常に良く動くので、劇中さながらの共闘シーンも再現可能!
ドンオニタイジンについてはこちらで詳しく紹介しています。
お次はドンオニタイジンと虎龍攻神の「呉越同舟・超絶大合体」です!!
トラドラオニタイジン
ドンオニタイジンと虎龍攻神がスーパー合体して完成する巨大ロボット。
全身バランス良くボリュームアップしているので、合体後もプロポーションが崩れていないってのが素晴らしいですよね。
全塗装板でようやくこの姿を見ることができました。
反対側から。
全体の質感が統一され、キリッと引き締まりました。
両サイドから。
左右非対称な造形なので、どちらも見応えのあるサイドショット。
どちら側もとんでもないボリュームです。
頭部のアップ。
縁の赤の色分けは、エナメルのふきとりを利用して再現しています。
バイザー部分は付属のシールを切り出して使用。
シールの上からトップコートを吹いているので、質感も揃ってます。
上半身のアップ。
シルエットなどは変わりませんが、胸部、両腕、腰の塗装が加わり、重厚感のある仕上がりに。
顔も元は真っ黒だったのでガラッと印象変わりました。
背面のぎっしり感もたまりません。
ゴールドの色の使い分け、ここでも生きてきてます。
複雑な形状のパーティングライン消し、大変だったなあ。。。
腕先端の接続方法を追加することで、より劇中のフォルムに近づいた左腕。
無改修だと先端が不揃いで違和感のあるシルエットでした。
ネオジム磁石の接続方法を追加することで、先端が揃い、違和感のない形状に。
細かな違いですが、やってよかった改修です。
右腕はドンロボボルトが構成。
各部の合わせ目消しでプラモっぽさを出来るだけ軽減。
ツヤ消しの紫色の質感めっちゃかっこいいです。
腰のアーマーパーツは丁寧に塗り分けた箇所。
モールドも細かいので、スミ入れ映えしますね。
下半身は下駄が加わった程度で比較的シンプルな合体ですね。
さらにドラゴンキングダムアロー!
先端の延長&鋭角化に加えて、合わせ目消しからの穴埋め処理と、数々の地道な改修を経てこの姿に仕上がっています。
どの方向から見ても違和感なくかっこいい、最高のドラゴンアローです。
トラドラオニタイジンでポージングを何枚か。
コツコツと作り続けて、ようやくスーパー合体が実現です。
完成版レビューの前編は以上です。
大半を占めるゴールドは2色を使い分けて色味の違いを表現。
肉抜き箇所、合わせ目の目立つ箇所が多かったので、1つ1つ地道に処理していきました。
頭部の可動化改修は効果抜群で、本当にやってよかったと思える改修です。
クロー内側はプラ板も組み合わせて肉抜き処理をしてみたり、ネオジム磁石で接続方法を新しく追加してフォルムを改善してみたり。
今回もしっかりとこだわって仕上げることができました。
重厚感あるツヤ消しメタリックの虎龍攻神そしてトラドラオニタイジンは納得の仕上がりでした。
次回は完成版レビューの後編。
オミコシフェニックスとその合体バリエーション、ドンオニタイジンのオプションパーツの紹介をしていきます。
引き続きお楽しみに!!
ということで今回は以上です。
それでは~ノシ